another earth
(ネタばれありなので、これから観る方はパスしてね・・・)
「自分自身を認識して自分を知る事は可能か? 自分に何を伝え何を学ぶのか? 自分を外から見たときに自分は何を見たいのか?」 (劇中NAより)
もし、今、あなたがまだ十分若くて、知識と教養にあふれ、約束された輝かしい未来があり、幸せ(何を持って幸せを感じるのは人それぞれだけど・・・)の真っ只中にいたとする。
そんな時に、取り返しのつかない「過ち」を犯してしまったら・・・
自分のみならずその出来事で相手の人生をも滅茶苦茶にしてしまい、彼の妻や幼い息子の命さえも奪うことになってしまったら・・・
そして自分が犯してしまった罪の重さに耐え切れず、自殺さえも試み、失敗し、激しい贖罪の念に駆られながら生きていかなくてはならなくなってしまったとしたら・・・
そんな時に現れたもう一つの世界(地球)。
その世界は「この世界」の双子ともいえる存在で、そこにもう一人の自分(我々)がいてその世界は自分たちとシンクロしていた。
そしてそこに、取り戻せる「救い」があったら・・・
ある日、地球と双子の惑星が現れ、そこにもう一人の全く同じ自分がいたとしたら、その自分は今の自分と比べてどうでしょうか?
全く同じ? 楽しそう? それとも悲しみに溢れている? 順風満帆の人生を送っている? それとも・・・
そして、もう一人の自分はあなた(私)を見てどう思うでしょうか?
そんな想像を膨らませてくれるSF映画です。
ある「音」のシーンが印象的でした。
主人公のローダは宇宙を感じたくて、天文学を学び宇宙飛行士を夢見る女性ですが、そのシーンを通して彼女の宇宙へのイマジネーション広がります。
「ミュージック・ソー」と呼ばれる西洋のこぎりを使って奏でられる音楽の演奏を聴いた時、彼女の意識は宇宙へと飛びます。
以前、このブログでもご紹介しましたが、「路上のソリスト」の主人公であるホームレスの天才チェリストが「音の世界」にダイブするシーンを思い出しました。
派手なCGシーンは一切ありません、SFだと感じさせるのは「もうひとつの地球」がぽっかり空に浮かんでる映像だけです。
低予算ならではのアイディアの良さときめ細やかな脚本の良さが秀逸でした。
もうひとつの地球が綺麗でした。
そしてラストシーンがね・・・ グっとくるんです・・・
低予算のSF映画って良い映画が多いですよね、(「月に囚われた男」とか)。
(なぜ原題は「アナザー・アース」なのに、邦題は「アナザー・プラネット」に変えてしまったのか・・・
「アナザー・アース」の方が全然イイのに・・・)
- 2012.05.16 Wednesday
- 映画のこと
- 00:01
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- by 実 太











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